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01/01/2015

第二次世界大戦終結70周年

あけましておめでとうございます。今年から、ブログ復活することしました。仕事で中国関係のリポート書いていますが、社内で没になった原稿をここで公開させていただきますので、よろしくお願いします。

◆国によって異なる、第二次世界大戦の終戦(終結)記念の日

2015年は、第二次世界大戦の終結から、また国際連合の発足からも70年の節目にあたる。そのため、各国で第二次世界大戦終結に関係した記念行事などが催される予定。日本では、終戦の日というと8月15日であるが、終結を記念する日も国によって若干異なる。米国の場合、VJ-Day(Victory over Japan Day)は、枢軸国の中で最後に降伏した日本が降伏文書に調印した9月2日で、同じ連合国でも英国は8月15日。ロシアは米国同様、9月2日を大戦終結の日としている。ヨーロッパ諸国にとってはドイツが降伏文書に調印した5月8日がVE-Day(Victory in Europe Day)だ。またこの日がドイツにとっても、第二次大戦終戦の日となる。韓国では、8月15日が光復節として終戦とともに日本の占領支配から開放された記念日となっている。詳細は以下に後述するが、中国は9月3日だ。このように、各国で第二次大戦の「終結」を記念する日が異なるのが現状。

◆中国、反ファシズム戦争勝利と抗日戦争勝利記念日を設定

中国政府は14年2月27日第12期全国人民代表大会常務委員会第7回会議で、9月3日を抗日戦争勝利記念日に、12月13日を南京大虐殺犠牲者国家追悼日とすることを正式決定した。中国政府は49年に8月15日を八一五抗戦勝利記念日と定めていたが、51年に9月3日を九三抗戦勝利記念日へ改定し現在に至っている。そのため、今回の制定でも9月3日が勝利記念日とされた。今般の決定では、毎年9月3日に国は記念行事を行うものとしている。
記念日制定後の動きを見てみると、5月にロシアのプーチン大統領が上海を訪問、天然ガスの長期供給契約などを話し合った際に、習近平氏は「反ファシズム戦争ならびに中華人民抗日戦争勝利70周年記念行事」の共同開催を提案。9月16日には劉延東副総理が訪露、ロシアのゴロジェツ副首相との会談の際にも再提案している。7月に習氏が朴槿恵韓国大統領とソウルで会談した際にも共催を提案。また中国外務省は9月に国連総会で、15年は70周年にあたるため、総会の議題に「第二次大戦勝利70周年の記念」を入れるように求めることを明らかにした。9月にタジキスタンで開催した上海協力機構での習氏談話で、記念式典を盛大に行うことを述べ、ロシア、モンゴル三カ国首脳会談では、式典にモンゴルの参加を呼びかけた。9月に南京大虐殺と慰安婦に関する歴史的公文書をユネスコの世界記憶遺産として登録申請も実施。ただ9月3日には、北京市郊外の盧溝橋の中国人民抗日戦争記念館で午前中式典を午後には人民大会堂で座談会を行ったが、かなり抑制的に行われた。11月のAPECでは2年半ぶりに日中首脳会談が行われている。後半強硬姿勢がややトーンダウンしたかに見えるが、今後の日中関係を占う上で今年は注目を集める年になりそうだ。            

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